熊谷は小麦生産量埼玉一!その理由とは?
- 2015年9月 1日
- 長かった夏休みも終わり、9月に入りました。福福は9月も休業日である毎週月曜を除き、毎日営業しております。さて、あまり知られていないかも知れませんが、熊谷市には1つ誇れるモノがあります。それは小麦の収穫量。埼玉県内では1位の収穫量を誇り、全国区では滋賀に続き7位。過去の収穫量においても近年は10位圏内から落ちたことがありません。そんな熊谷の小麦生産に尽くした人物こそが、権田愛三(ごんだあいぞう)氏です。権田氏は明治4年に開誘社を創立。その後肥料と藍の栽培に着手しつつ、農業改良に着手しました。特に麦踏みによる強度の上昇。二毛作による収穫量の増加といった概念は全国区に知れ渡り、これらを記した著書『実験麦作改良書』は、麦の生産に大きな転機を与えるものとなりました。実地指導にも力を入れ、その功績から麦王(ばくおう)とも呼ばれた権田氏。彼の功績あってこそ、今の熊谷うどんの元となる小麦『あやひかり』が産まれたのです。そんなあやひかりを使ったうどんを、当店は全国区に伝えるべく通販を行っています。店舗に足を運びにくい方でも、ぜひ福福の通販をご利用下さい。